こんにちは

タイガーで長期インターン生として働いている大貫(オオヌキ)です。

 

このインターン解体新書は、僕が他の長期インターン生にインタビューをして「タイガーのインターンってどんな経験ができるの?」という疑問に答えてもらおう!という記事です。

 

最終回となる第3回目、大トリを飾るのは…佐藤 惇也(サトウジュンヤ)

北海道大学の3年生を休学してタイガーにやって来たジュンヤ。マイペースでどこか肝が据わっている一面もある彼にインターンについて語っていただきました!

 

 

Jリーグのベガルタ仙台のサポーターとしてスタジアムに通い詰めたジュンヤ。タイガーへ来たいきさつからもベガルタへの愛着が垣間見えました。

 

大貫

どういう理由でタイガーに来たの?

 

佐藤

昔からJリーグのベガルタ仙台が好きで、同じベガルタサポ―ターのツイートでタイガーのインターンを知ったのがきっかけ。将来ベガルタで働きたいと思っていたから、同じサッカークラブで経験を積みたくてインターンに応募した。
文科省がやってる「トビタテ!留学JAPAN」っていう留学支援制度にも応募して、それの10期生として採用してもらった。

 

大貫

どうして仙台サポーターになったの?

 

佐藤

まず生まれが宮城だったし、観たことをハッキリ覚えている一番古い試合は4歳とか5歳のときに仙台で観たベガルタの試合なんだよね。たしかイタリアのクラブとの親善試合だったかな。

 

大貫

物心ついた時から仙台サポーターだったんだ。

 

佐藤

そう。それからホームゲームの時は、小さい頃は親と一緒に指定席で観たりしたし。中学生の時にゴール裏とかバックスタンドのコアなサポーターの人たちと一緒にチャントを歌って観る楽しさを知ってからは、バックスタンドで観るようになった。

 

インターンでは主に営業資料などの作成を担当していたジュンヤ。以前は単純作業と考えていた仕事から学んだものは多かったようです。

 

大貫

インターン中はどんな仕事を?

 

佐藤

オフィスではスポンサー向けの営業の内容を上司と一緒に考えたり、実際に資料のドラフトを作成したりもした。現場系の仕事だとホームゲームの前日にスタジアムで設営したり、10月からはユースの練習のサポートもやるようになったかな。

 

大貫

オフィスだけじゃなくて、現場での仕事もやってるんだ。

 

佐藤

うん。現場の仕事を通して「サッカーの試合って90分間だけじゃないんだな」って感じることが出来た。90分間のために、それ以上の想像できないほどの長い時間をかけてフロントのスタッフも選手も頑張って準備してる。サッカークラブみたいな少数で動く組織だとオフィスと現場の両方で働ける人材が大事だって考えてるから、そのベースをタイガーで築けていると思う。

 

―実際はすごく良い勉強になってる。

大貫

印象に残った仕事はある?

 

佐藤

一番多かったのが、スポンサー向けに営業用と報告用の内容を上司と考えて、資料を作成する仕事。こういう仕事って『ただ言われた通りに作るだけ』ていうイメージがあったけど、実際はめっちゃ頭使うし、すごく良い勉強になってる。

 

大貫

良い勉強って具体的に言うと…?

 

佐藤

例えばA社向けに営業資料を作るとしたら、A社のホームページとかを調べてどういう製品をサプライしてもらえればお互いにとってWin-Winになるとか、A社のCSR活動としてタイガーとどんなイベントが開催で出来るのか考えたりできる。

 

大貫

しっかりとリサーチした上で内容を考えないといけないんだね。

 

佐藤

それと、いかに『タイガーをスポンサーする意義』を相手に伝えれるかを考えるようにしてる。スポンサーの英語学校向けに報告資料を作ったときは、実際に通学している選手の感想を聞いたインタビューとか、タイガーのFacebookでのロゴの表示回数とかリーチ数を調べて掲載したりした。数字で分かりやすい根拠を提示するように意識してる。

 

大貫

なるほど。それでより説得力がある営業資料が作れるのか。

 

佐藤

他には、そのスポンサーとタイガーは「どういう形でお互いの理念が合致しているのか」っていうのも考えていくと、自然とそれぞれのスポンサーによって資料の内容も変わってくる。しかも基本的に日本人の上司の人と一緒に相談しながら作成するから、クラブとスポンサーとの間のお金の流れも分かったりもする。こんな感じで営業系の仕事を通して色々わかることはあるし、自分でアイデアも出せるようになった。

 

今までサポーターとしてサッカークラブに関わってきたジュンヤ。スタッフとしてサッカークラブに関わって見えてきたモノに迫りました。

 

そういうところがタイガーならではだと思う。

大貫

大変なことってあった?

 

佐藤

営業系の仕事を始めた頃は「これ、カンボジアじゃなくて日本でも出来るんじゃないか」って思ってた。日本にいながらリモートワークとかで出来る仕事だし。でも『ベガルタで働く』っていう自分の将来を考えたら、こういう仕事が結局必要になるスキルだよなって考えるようになった。

 

大貫

変に落ち込むよりは、スキルを自分のモノにしたほうがいいよね。

 

佐藤

それに、こういう仕事を自分の意思次第でチャレンジできたり、自分のアイデアを反映出来たり、上司の人とSNSで内容を相談出来たりする。そういうところがタイガーならではだと思う。

 

―『クラブへの愛着』だけじゃいけないんだなって気づいた。

大貫

インターンを通して学べたことって何かな?

 

佐藤

まずは『上司に相談する大切さ』かな。インターンに来る前は目上の人と話すのが苦手で…。

 

大貫

でも上司の人と相談しながら一緒に資料とか作ってたんだよね?

 

佐藤

やっぱり一緒に仕事する中で上司に相談しなきゃいけないこと、相談して分かることって沢山あるから。仕事をこなしていくうちに相談できるようにはなった。ただ、敬語とか意識しすぎて遠回しに自分の意見を伝えるんじゃなくて、なるべく直球でシンプルに意見を言うようにしてる。

 

大貫

自分の意見を伝えられないのが一番ダメだからね…。

 

佐藤

だから作った資料を上司の人にチェックしてもらうときは、作成したときに意識した自分の意図とか根拠とか踏まえた上で「その点についてどう思いますか」って聞いた方がいい。仕事していると時間との勝負になる場面ってあるから、自分の意見とかは具体的にズバッと言ってる。

 

大貫

無駄なやり取りも減るから、仕事の効率アップにも繋がるのか。

 

佐藤

あと、サッカークラブで働く上だと『クラブへの愛着』だけじゃいけないんだなって気づいた。

 

大貫

それに気づいたきっかけってあったの?

 

佐藤

アキさん(加藤明拓:アンコールタイガーオーナー)に直接「将来ベガルタで働きたいです」って話したときに、「これからの時代『ベガルタが好き』っていう理由だけでベガルタで働こうとしない方がいいよ。」って言われたんだよ。それからずっとその言葉の意味を考えてた。
今は「サポーターの視点だけだと色々な意味で盲目になる」って意味だと考えてる。

 

大貫

確かにジュンヤには『サポーターの視点』があるよね。

 

佐藤

うん。だからサポーター自体も好き。もちろんタイガーアーミー(タイガーの応援グループ)も。日本のサポーターと比べてシャイなところはあるけど…アウェーゲームでアーミーが来れなかった時とかは、サポーターがクラブの支えになっているんだって再確認できた。選手も同じこと言ってたけど、声援があるのと無いのとでは全然違う。

今シーズンに結成され、力強い声援で選手たちを支えているタイガーアーミー。メンバーもシーズン終了時点では結成当初の倍以上になり、拡大を続けている。

 

大貫

アウェーでアーミーの声援がないとスタッフとして心細く思うことはあったな…。

 

佐藤

あと、サポーターが友達とかを誘って「新しいサポーター」を増やすことも出来るから、コアなサポーターは大事にしたい。だからクラブで働く上でサポーターとしての視点、『クラブへの愛着』は必要。でもそれだけだと盲目。プラスとして色々なキャリアとかスキルがあってはじめて「視野が広い」人材になれる。サポーターとしての熱と、スタッフとしての冷静さっていう要素。そういう要素を兼ね備えていれば、例えば新規の客層へのアプローチとかにも活かせるから。

 

タイガーでのインターンを経て目指している「視野の広い」人材に一歩近づいたジュンヤ。彼にとって道標になるのは、これからも『ベガルタ仙台』のようです。

 

―回りまわってベガルタに行きつけばいいって考えてる。

大貫

まだ少し先の話だけど、このインターンの経験をどう活かしていくの?

 

佐藤

今後は、大学院に進んで文化的な側面からスポーツを学んでみても面白いと思うし、普通に就職するかもだし、また海外で働きたいとも思ってる。明確な進路はまだ決まってないけれど、色々なキャリアを経験して…将来的に回りまわってベガルタに行きつけばいいって考えてる。
この「回りまわって」ってところが大事かな。

 

大貫

ジュンヤの中では『ベガルタで働く』っていう目標は絶対なんだね。

 

佐藤

将来の夢を持つことって難しいけど、自分の中の核にあるのはベガルタ。ずっと住んでる仙台という街のことも好き。でもそれゆえに、まだまだ『盲目』な所があるって自覚してる。これからもサポーターとしての自分を大事にしながら、色々な経験をしてスキルとか知識を身に着けていきたい。

―『本質を考えるようになった』。

大貫

これまで一通りインターンについて振り返ってもらったけど、ジュンヤのインターンを一言で表すとどうかな?

 

佐藤

『本質を考えるようになった』。

 

大貫

本質?

 

佐藤

インターンしていくうちに、タイガーの本質、ひいてはサッカークラブの本質って何なんだろうって考えるようになった。で、今のところは『サッカーで試合に勝つこと』がサッカークラブの本質だって考えてる。そういう本質を目標に仕事とかに取り組むことが重要だって気づいた。
最近はマーケティングとかブランディングとか、サッカークラブにもどんどん新しい風が吹いてきてるけど、それが行きつくところは試合の勝利じゃなきゃだめなんだって気づいた。

 

大貫

「何のためにやっているのか」意識することは仕事のモチベーションにも繋がるよね。

 

佐藤

例えば営業資料の作成って、一見試合の勝ち負けに関係無い仕事のように思えるでしょ。でも営業を通じて、でかいスポンサーを獲得して、サプライしてくれたお金で良い選手を補強出来たりすれば試合に勝てる可能性が高くなる。遠回りかもしれないけど、クラブスタッフの一つ一つの仕事がチームの勝ち敗けに繋がってることに気付いたから。フロントスタッフとして『まずは試合に勝つ』っていう本質を意識するようになったことが自分の中で大きい変化だし、いい学びになった。

 

インタビューではベガルタ愛を随所で語ってくれたジュンヤ。タイガーのインターンでサッカークラブのリアルに飛び込んだ結果…

 

・サポーターという存在の大切さを再確認し

・「サポーターとしての視点」とプラスアルファの要素が必要だと気づき

・営業系の仕事を通して実践的なスキルを身に着けた

 

これからもベガルタという「星」を目指して、彼は様々な経験を積んでいくでしょう。

Vamos!ジュンヤ!!

 

インターンシップの詳細はこちらから!

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