※この記事は夏季オンラインインターンシップの参加者によって書かれた記事になります。

海外でプロサッカー選手としてチャレンジし続ける

カンボジアのプロ1部、アンコールタイガーFCに所属する内田昂輔選手、大分トリニータやFC琉球でプレーした後、海外へと飛びたち、モンテネグロ、オーストリア、ラオス、ミャンマー、バーレーン、カンボジアなどでプレー経験があるキャリアの持ち主だ。そんな彼とのインタビューを通して彼がなぜ海外でチャレンジし続けるのか、彼が身を置く地のサッカーとはどういうものなのかが見えてきた。

  

–これまで様々な国でプレーしてきたと思いますが、サッカーを続けている動機はなんですか。

「小さいころはJリーガーになって成功したいと思っていました。しかし大分

時代に契約満了になり、自分の思い描いていたものとは違う結果になりました。

その後、FC琉球を経て、海外に挑戦することになったんですけど、そこからいろんなリーグに挑戦出来た理由は単純に『サッカーが好きだから』そして、いろんな国でいろんな人と出会えることが楽しいからです。」

 

–初めて海外挑戦したときに不安だったことはありましたか。

「不安だったことは全くなく、逆に海外に行くことが楽しみで仕方なかったです。」

 

–すごいポジティブなんですね(笑)

「でも試合中のミスや敗戦なんかはものすごく悔しいですし、ひきずりかけたりもします。

でもそれをひきずっていたらプレーできないので(笑)」

 

–そんな内田選手がプレーするカンボジアやほかの東南アジアのサッカースタイルを教えてください。

「カンボジアに限らず、東南アジア全体的にスイッチが入ったらとてもはげしくなる印象です。また日本人のように技術がある選手が多く近年急成長している印象です。また、現地の人々も日本人が思っている以上にサッカーへの熱い情熱をもっています。」

 

–最後に、将来東南アジアでサッカーを挑戦したい人たちにメッセージをおねがいします。

「その国の人や文化をリスペクトして、どんな環境でも前向きにやることができれば活躍できると思います。全力でチャレンジするのであれば是非応援したいですね!」

今回、彼がどういう地で、どういう気持ちでサッカーを続けているのかを少しでも感じていただけたのではないだろうか。彼のキャリアに興味を持ち始めた人たちも中にはいるだろう。そんな時に、彼の最後の質問の答えは非常に参考になるはずである。このインタビューを通して少しでもカンボジアサッカーや内田選手に興味を持ってくれたら幸いである。

インタビュー・分=法政大学経済学部 北原 滉太郎
写真=Angkor Tiger FC

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